
メッセージ
専門は認知意味論(現代日本語学)です。たとえば「甘い声」などの共感覚的な表現やおいしさの表現といった特に五感に関わる表現が、言語や文化によってどう異なり、あるいはヒトとしてどう共通しているのかという点について興味があります。ことばが私たちの認識にどのような影響を与えるのか、非言語的な領域と言語との関係について皆さんと一緒に考えていきたいです。
教育の面では、大学院生の頃からずっと日本語教師をしてきました。世界中の学生との出会いもあり、とてもおもしろくやりがいのある仕事です。2026年4月に熊本県立大学に着任し、今後は日本語教師の育成により力を注ぎます。多文化共生が進む今の日本では、日本語を外国語の視点から捉える知識は、教員志望者に限らず必須の教養です。実習などの機会を通じ、世界と繋がる道具としての日本語をぜひ身につけてください。

大学は、多くの人にとって自由に挑戦できる最後の4年間です。私自身、人生の節目でのさまざまな人との出会いに支えられてきました。学内活動や海外研修へ積極的に飛び出し、多くの人との交流を通じて世界を広げてください。多様な個性が集まるこの学科で、悔いのない豊かな時間を過ごしましょう。
