日本語日本文学会

『国文研究』掲載論文一覧(2021年〜2030年)

第66号(2021年10月)

  • 田上莉子「『源氏物語』の六条院秩序の崩壊 ―光源氏の「押し付け」と明石御方―」
  • 影山日好梨「山東京伝『化物和本草』考 ―陳列される化物―」
  • 大島明秀「黒沢翁満『異人恐怖伝』の執筆背景と刊行年」
  • 村橋真由「明治期における〈加藤清正〉像」
  • 牛島千絵美「久米正雄「受験生の手記」における〈圧迫〉 ―健吉の〈道〉と自死―」
  • 菅原一希「寺山修司「毛皮のマリー」における「母」と「性」」
  • 内田来樹「福岡市方言において最も伝えたい内容をマークする方法について ―「トッテ」を使用した文の場合―」

『国文研究』掲載論文一覧(2011年〜2020年)

第65号(2020年10月)

  • 中村莉子「『落窪物語』における鏡箱の返還 ―孝養として機能する復讐―」
  • 安武佑梨「『夜の寝覚』論 ―「生霊事件」から辿る男君の役割―」
  • 鈴木元「『等安独吟百韻連歌』への伝幽斎筆評点について」
  • 本田歩美「近世日本におけるウズラの飼育書 ―「鶉目利問答書」『鶉書』『喚子鳥』を中心に ―」
  • 板﨑あさみ「無アクセント地域におけるアクセント獲得について ―熊本県菊池市旭志におけるケーススタディー―」

第64号(2019年7月)

  • 安武佑梨「『夜の寝覚』論 ―「場」からみる人物造型―」
  • 冨永侑里「延慶本『平家物語』〈大政入道他界事〉と『宝物集』」
  • 姫野華菜「〈黒船〉言説の誕生」
  • 大島明秀「神戸市立博物館蔵、有志筑忠雄序「万国管闚」について」
  • 中島春花「福岡県大牟田市方言における待遇表現について」

第63号(2018年9月)

  • 鈴木元「稽古する―連歌の身体性をめぐる覚書」
  • 塚本春奈「宮沢賢治「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」―賢治が求めた〈異世界〉との交信―」
  • 岩永健治郎「熊本県上益城郡嘉島町周辺地域の待遇表現について」
  • 尾川慧「熊本県葦北郡芦北町方言における待遇表現」
  • 小川晋史「熊本県中北部における「- ト」の接続について―文末疑問用法における品詞別接続許容度と世代差を中心に」

第62号(2017年9月)

  • 津々見彩「『源氏物語』における喪服描写と物語展開」
  • 清水咲希「古代、中世における「人魂」の語義―「流星」との関係から」
  • 【資料紹介】鈴木元「昭和二十七年十二月「蘇峰先生回顧展出陳目録」」
  • 渡辺千尋「熊本県菊池郡大津町方言における待遇表現」

第61号(2016年8月)

  • 德岡涼「『伊勢物語』の言語遊戯―段と段とを繋ぐもの―」
  • 中井賢一【講演】「「左右の」大臣考―テクストとの向き合い方―」
  • 平河明日香「『万葉集』における格助詞「に」の用法分類」
  • 熊本県立大学歴史学研究室「地域史料を読む(一)―後藤是山宛徳富蘇峰書簡(一)―」
  • 高山彩「福岡方言の文末詞「バイ」「タイ」の福岡部若年層における使用実態と代替形式について」
  • 梅津拓也「いわゆる「格体制の変化」をめぐる問題」

第60号(2015年6月)

  • 米谷隆史「薩摩版・日向版『聚分韻略』の加筆訓をめぐって―かまきりの異称アマキビを中心に―」
  • 古川瑞紀「玉鬘の和歌と人物像―知性の零落の物語展開―」
  • 片山理恵・久留須倫子「末摘花の役割と蓬生巻の意義」
  • 崔文姫「「くまもん」のアクセントに関する調査報告」
  • 小川晋史「1980年代におけるウイスキー銘柄名の表記の変遷について」

第59号(2014年5月)

  • 大島明秀「津市図書館稲垣文庫蔵「柬砂葛記」について―志筑忠雄訳「阿羅祭亜来歴」の一転写本―」
  • 成富なつみ「肥後熊本藩士井沢蟠竜の経歴とその仕事」
  • 横田悠紀「近世日本における鼠の飼育書―『養鼠玉のかけはし』(一七七五)・『珍翫鼠育艸』(一七八七)を題材として―」
  • 今村翔平「主観性現象描写文と客観性判断判定文―仁田論の検討から―」
  • 古川友恵「司馬遼太郎が描いた新選組―沖田総司を中心に―」
  • 力久夏実「夏目漱石「こころ」における「私」の存在」

第58号(2013年6月)

  • 佐澤有紀「モダリティにみる主題のニハ文」
  • 佐藤友哉「否定命令文の基本的機能」
  • 大島明秀・成富なつみ「幕末の熊本藩儒辛島蘭軒について」
  • 平岡隆二「天草キリシタンの成立と展開―16・17世紀の羊角湾域を中心に―」

第57号(2012年6月)

  • 木村洋「告白体の高山樗牛」
  • 花川さゆり「明治十六年における児島虎次郎の蘭画法伝授―新出写本を題材として―」
  • 坂本圭「森鴎外「高瀬舟」と「老子」―近世思想的視座による再検討―」
  • 久保田真美「尾崎翠作品における〈少女〉、〈妹〉」
  • 金森梓「昭和初期ユ―モア文学における笑い」
  • 蘇峰書翰研究会「水俣市立蘇峰記念館蔵「徳富蘇峰書翰」目録および解説」
  • 島岡晴香「若者の敬語意識―アルバイト敬語を参考に―」
  • 横峯由佳「選ばれなかった者が得たもの―『選ばなかった冒険―光の石の伝説―』の主人公を巡って―」

第56号(2011年6月)

  • 鶴崎祐雄「天正二〇年(文禄元年)の細川幽斎―豊臣政権下の文芸の一特徴―」
  • 米谷隆史「寺子節用福寿海の編纂をめぐって」
  • 五島慶一「「羅生門」論―「猿」と人間、そして語り手―」
  • 大島明秀「下中窪田村「飯田家文書」について」
  • 大島明秀・園田悠「「矢護川小学校文書」について」
  • 宮崎由子「芥川龍之介「上海游記」「Xの矛盾」―上海在住の日本人―」

『国文研究』掲載論文一覧(2001年〜2010年)

第55号(2010年4月)

  • 川平敏文「肥後八代城主松井家と徒然草―近世極初期の扇面と屏風絵―」
  • 大島明秀「「開国」概念の検討―言説論の視座から―」
  • 村川夏子「〔講演記録〕村川堅固、堅太郎がのこしたもの」
  • 半藤英明「〔資料紹介〕(紹介)東洋英和女学院所蔵「徳冨愛子」関連資料」
  • 木山貴満「新渡西洋流砲術師池部啓太と熊本藩の洋式軍備化」
  • 佐方章子「長瀬真幸『萬葉集佳調』の出版」
  • 水俣真志「芥川龍之介「報恩記」論」

第54号(2009年4月)

  • 鈴木元「『金谷園記』逸文輯綴」
  • 布川純子「『自然と人生』―構成の意図―」
  • 柿本加奈「高本紫溟の和学」
  • 原岡佑里「六義考―『古今集』序の精神―」
  • 小畑弥生「『国性爺御前軍談』小考― 一風・講釈・御前物―
  • 「〔翻刻〕永禄九年閏八月十八日 肥後天草妙楽寺秀舜興行「何路百韻」」(再録)
  • 木下泰臣「テイル形式の非アスペクト的意味―テイル形式の否定形を中心として―」
  • 大山浩美「日本語学習者コ―パスのための誤用タグの構築について」

第53号(2008年5月)

  • 稲川順一「苦沙弥先生の使った否定辞分析」
  • 米谷隆史「延宝期より元禄期までの画引字書について」
  • 川平敏文「〔翻刻〕徒然種講筵要集―享保の古典講釈マニュアル―」
  • 湯谷祐三「真宗寺院に伝来する親鸞の伝記資料―下益城郡美里町恵照寺蔵『親鸞聖人御因縁』及び『御絵伝詳解』について―」
  • 本田瑛子「和装本の修復と保存」
  • 堀内実穂「熊本県立図書館木下文庫蔵『諸公卿画讃帖』について―近世前期の歌仙画帖―」
  • 青木美穂ほか「〔翻刻〕永禄九年閏八月十八日 肥後天草住妙楽寺秀舜興行何路百韻」
  • 田川恭識「熊本方言談話デ―タベ―スの構築」
  • 馬場良二「ポルトガル語からの外来語」

第52号(2007年3月)

  • 鈴木元「登尾豊先生御退任によせて」
  • 登尾豊教授略歴/研究・著作目録
  • 半藤英明「万葉集の「は」構文」
  • 竹嶋麻衣「恋歌の伝来―但馬皇女と穂積皇子の恋―」
  • 稲田奈緒美「副詞「一体」の歴史的変遷」
  • 亀井涼子「八文字屋本の板木修訂―『逆沢瀉鎧鑑』『魁対盃』を中心に―」
  • 川俣沙織「「は」の「対比」の用法に関する考察」
  • 黒木邦彦「中古日本語におけるアスペクトとテンスの相関―主節とノチ節の考察から―」

第51号(2006年3月)

  • 登尾豊「「幻談」考」
  • 半藤英明「「て」の接続機能」
  • 徳岡涼「花散里巻の中川女宿の垣根より」
  • 大石隆三「肥後の連歌師桜井素丹」
  • 川俣沙織「呼称「転位文」は必要か」
  • 馬場良二「έποχή&bilingualism―待つこと、そして、見守ること」

第50号(2005年3月)

  • 山本捨三「『国文研究』回顧」
  • 小櫃万津男「小山内薫の翻案劇論争」
  • 福田益和「『日本考』の諸問題」
  • 山﨑健司「家持〈歌日記〉再読」
  • 鈴木元「『名語期』断章」
  • 川平敏文「兼好の深き心を察する者なし―土肥経平の思想構造―」
  • 半藤英明「「しか」は係助詞か」
  • 米谷隆史「両点本節用集の成立をめぐって」
  • 山村美桜「只野真葛『独考』論―真葛は本当に女性解放の先覚者か―」
  • 廣瀬麻矢「係助詞「も」の本質」
  • 江口正弘「天草版平家物語の表記についての基礎的考察」

第49号(2004年3月)

  • 山崎健司「〈庭尓落〉考―「落」の語の表現性をとおして―」
  • 米谷隆史「高田政度の節用集をめぐって」
  • 福間真由美「「東京は神田の生まれです」の構造」
  • 髙沢美和「初級からの待遇表現教育」
  • 田峻哲「現代日本語の使役文と受動文の下位分類での統一性について」
  • 馬場良二「熊本県立大学文学部日本語教育課程について」

第48号(2003年1月)

  • 山崎健司「防人歌群の編纂と家持―防人関連歌形成の契機―」
  • 鈴木元「雑談と問答―『旅宿問答』私註―」
  • 高島和美「今昔物語集における説話受容―本朝仏法史について―」
  • 田川恭識「イントネ―ションと感情表現―文末詞「の」の機能とイントネ―ション―」

第47号(2002年3月)

  • 半藤英明「徒然草に於ける「ぞ」と「こそ」の近似性」
  • 川平敏文「慶長文壇と徒然草」
  • 清本真澄「志賀直哉「范の犯罪」論」
  • 濱崎隆「芥川龍之介研究」
  • 小畑美奈恵・二田さち子・田川恭識・渕上裕子「年少者に対する日本語教育―春休みこども日本語教室の実践結果をもとに―」

第46号(2001年3月)

  • 秋月大輔「『草枕』と『それから』―「非人情」/「自然」という理念―」
  • 副島久美子「『こゝろ』―「先生」の生―」
  • 田渕咲子「日本語長母音の拍知覚におけるピッチの役割」
  • 川原賀代子「中世語りものにおける「ナラバ」」
  • 福田益和「外国人の日本語研究―ツュンベリ―とポリワ―ノフ―」

『国文研究』掲載論文一覧(1991年〜2000年)

第45号(2000年3月)

  • 稲川順一「川端康成使用の外来語―外来語調査の全体像の中で―」
  • 米谷隆史「男節用集如意宝珠大成の編纂をめぐって」
  • 佐々木綾「上代日本文学における夢―旅人と家持、その作風の相違―」
  • 松下裕美「日本における〈蓬莱山〉の受容について」
  • 甲斐朋子「複合動詞「~こむ」の程度深化の用法をめぐって―方向性添加の用法と一箇所集中の用法からの派生―」
  • 福田嘉一郎「天草本平家物語の助動詞ラウ」

第44号(1999年3月)

  • 鈴木元「「唐梅」考」
  • 田中美樹「浄瑠璃本の仮名表記―『曽根崎心中』について―」
  • 中尾美香「磯良の変質―「吉備津の釜」における一つの悲劇―」
  • 加来流水「『豊饒の海』論―本多繁邦を中心に―」
  • 藤原恭子「『源氏物語』朧月夜の生涯」
  • 吉村仁里「和辻哲郎『風土』における「間柄」の考察」
  • 松岡倫子「向田邦子論―ずっと書いていたひと―」

第43号(1998年3月)

  • 登尾豊「検証・露伴と熊本」
  • 古川忍「六条御息所の造型―自己表現としての物怪―」
  • 右田久子「鉢かづき姫への変貌」
  • 中村博美「「何処へ」論―菅沼健次の人物造型を中心に―」
  • 吉永智子「中島敦論」
  • 松本久枝「命名について―上代の人名を中心に―」
  • 新堀史絵「敬語表現における熊本方言―ス・サス表現を中心として―」
  • 甲斐朋子「複合動詞「~こむ」の分類とその用法」

第42号(1997年3月)

  • 小櫃万津男「脚本翻訳論争」
  • 白石智子「出雲方言の位置―日本言語地図を利用して―」
  • 山岡利江「擬音語・擬態語の研究」
  • 禿河真樹子「拒む女―『伊勢日記』の虚構性について―」
  • 中村綾「『恋重荷』論―『綾鼓』との比較を中心に―」
  • 寺本弓江「金子みすゞ論」

第41号(1996年3月)

  • 稲川順一「方言伝播に及ぼす海の影響」
  • 宮崎希子「親族呼称における通時的考察―親族呼称にみる原始からの遺伝―」
  • 桑畑千恵子「謙譲の補助動詞の考察」
  • 村上理麻「「有明の別れ」論―「とりかへばや物語」との比較を通して―」
  • 山口まみ「「撰集抄」論」
  • 川村佳代子「『心中天の網島』考―子春とおさんの義理について―」
  • 野口朋子「岩野泡鳴論」

第40号(1995年3月)

  • 福田益和「日本語における南島語的要素」
  • 河野千穂「「風に紅葉」冒頭文の独自性」
  • 池田悦子「「天草版伊曽保物語」の語彙と語法」
  • 高群敦子「九州における言語伝播の比較研究」
  • 本田幸「「宗尊親王論」―源実朝との比較を通して―」
  • 岡田紀子「「椿説弓張月」の真鶴像」
  • 亀井美由紀「野上弥生子論」
  • 宮崎路子「万葉集における七夕伝説の構成―人麻呂歌集七夕歌群から―」

第39号(1994年3月)

  • 小櫃万津男「忍月・鴎外の俳優学校論争」
  • 二羽理香「樋口一葉の小説の文体について」
  • 菊永郁子「雲居雁創造」
  • 和田知子「中国人学習者に対する漢字教育―字体・音訓・漢語の問題点と指導法―」
  • 本村育子「西行試論―勅撰集における消長を中心に―」
  • 上田ひろ子「「芦屋道満大内鑑」についての一考察―葛の葉狐を中心に―」
  • 峰村裕子「向田邦子論」
  • 三重野ゆか「資料紹介―開高健『日本三文オペラ』関連記事」
  • 福山寿子「日本語教育における「助詞」の導入について」

第38号(1993年5月)

  • 稲川純一「四国方言の分類と位置―日本言語地図を利用して―」
  • 松下倫子「近代能楽集―「源氏供養」試論―」
  • 川原賀代子「あらいたはしや敦盛は―中世語としての「あら」をめぐって―」
  • 松田明子「ことわざ慣用句における誤用の考察―その原因と世代間にみる違い―」
  • 古田伊都子「「源氏物語」における鈍色の世界」
  • 黒岩ユカ「鹿の谷事件の位置」
  • 栗林有加「「忠臣蔵」本蔵考―その死への行動に就て―」
  • 久保恵美「堀辰夫の文学観―その確立までをたどる―」

第37号(1991年3月)

  • 出口逸平「竹里像をめぐって―井上ひさし『小林一茶』―」
  • 河端由美「平安朝文学における「黄」およびその文字のふるまい」
  • 渕上美恵・松田明子「祥明女子大学における日本語教育実習 第一回報告」
  • 今村順子「謙譲の補助動詞についての一考察」
  • 岡本美穂「「安愚楽鍋」におけることばの様相―廃語と片仮名表記語の面から―」
  • 下山真理「「本朝櫻陰比事」論」
  • 中山伸子「宗尊親王の和歌―実感実情歌を中心として―」
  • 平山典子「浮舟についての試論」
  • 松尾貴子「「女三の宮」造型について」
  • 三重野由加「『世界の終りとハ―ドボイルド・ワンダ―ランド』論」

『国文研究』掲載論文一覧(1981年〜1990年)

第36号(1990年12月)

  • 江口正弘「天草版平家物語の動詞について―連体形の終止形化を中心に―」
  • 松下教子「中国人学生の日本語学習における問題点について」
  • 木村祥子「江戸期裁判者における西鶴の脚色―「三方一両損」の流れを中心として―」
  • 五十住有香「外来語に於ける意識の変化」
  • 建川克子「『雨月物語』―「吉備津の釜」をめぐって―」
  • 竹原由美子「「今鏡」の語彙論的一考察」
  • 知北美智子「「紫式部日記」に関する一考察」
  • 福原恵美子「泉鏡花『高野聖』論―異界の二面性を中心に―」
  • 山崎圭子「「後鳥羽院と定家」―天才的両歌人の関わり―」
  • 馬場良二「朝鮮祥明女子大学校短期学生研修団への特別講義」

第35号(1989年12月)

  • 馬場良二「「日本語教授法」の目的と方法―アンケ―ト調査による実態の分析―」
  • 廣川和子「福永武彦『告別』論―長編小説への「野心」―」
  • 内山淳子「人吉・球磨の方言―敬語について―」
  • 西里美「『寝覚の女君』論」
  • 近藤えり子「『我身にたどる姫君』について」
  • 長野由佳「『ひらかな盛衰記』について」
  • 脇由美子「『蜃気楼』」

第34号(1988年12月)

  • 松原巧子「私の好きな作家像―三島由紀夫を中心に―」
  • 河端由美「『庭』の構造から―実体・非実体の二極対立と非実体への志向―」
  • 村山薫「『蜻蛉日記』への一考察―呼称から見る作者の意識と信情―」
  • 田中倫子「『枕草子』「をかし」の世界―「あはれ」を拒否する美意識の成立―」
  • 竹下朋子「永青文庫蔵『新古今略注』・黒田家旧蔵―『新古今集聞書』の仮名遣―」
  • 安武由紀子「『仁勢物語』論―作者のとらえた「雅」と「俗」―」
  • 岩澤はるな「芥川龍之介『杜子春』論―その明るさに籠められた願望と決意―」
  • 金子美加「熊本県本渡市方言の実態―人称代名詞および助詞の体系―」
  • 重松祐巳「「連歌作例」考」

第33号(1987年12月)

  • 橘宏子「空穂短歌の魅力」
  • 井上美音「『狭衣物語』における表現効果―音楽及び自然描写に関して―」
  • 小川由紀子「推量の助動詞「らし」及び「らむ」の歴史的考察」
  • 鹿野朋子「『椿説弓張月』源為朝伝―『参考保元物語』『難太平記』との比較―」
  • 竹之内真奈美「後鳥羽院和歌論」
  • 平生典子「樋口一葉『にごりえ』論」
  • 木村一信「平川虎臣の戦後小説の出発――『闘鶏』を中心に――」

第32号(1986年11月)

  • 福盛みゆき「和泉式部日記と和泉式部家集との関係―諸説をめぐって―」
  • 上山育代「『義経記』にみる義経伝説の魅力」
  • 岡田由美子「「本朝二十不孝」論―「本朝二十不孝」の教訓性と戯作性」
  • 木村由加子「夏目漱石の文体変化―統計的観察と色彩心理から―」
  • 那須小代美「三遊亭円朝の人情噺における人称代名詞の考察」
  • 稲川純一「日本語における時制の問題―ロドリゲス著『日本大文典』を見て―」

第31号(1985年10月)

  • 江崎鈴子「古今集の「忘れ草」をめぐって」
  • 山田とし「恋愛について「好色五人女」を参照に」
  • 池末寿美子「長崎県福江市方言の研究―家中(城下町)方言―」
  • 井手上理恵「井上靖『猟銃』の中の人間の孤独―漱石『こころ』を通して―」
  • 岩永美穂子「『風流志道軒伝』の趣向―平賀源内の戯作―」
  • 榎木美歌「謙譲の補助動詞下二「たまふ」考―その流れと用法を中心として―」
  • 佐々木りほ子「西行伝説形成論」
  • 森田由香里「『夜の寝覚』論―女君の変貌にみる主題―」
  • 竹原崇雄「夕顔の巻における美の構造」

第30号(1984年9月)

  • 今西紀代子「徳永直論―『最初の記憶』と『八年制』を中心に―」
  • 小南浩美「『松浦宮物語』論―巻一、巻二加筆の可能性をめぐって―」
  • 坂口智子「謙譲の補助動詞「参らす」についての一考察」
  • 嵩美由紀「『夜の寝覚』の構想―生霊事件設定の意義―」
  • 日高扶由美「『檀浦兜軍記』について―『出世景清』を踏まえて―」
  • 木村一信「インドネシア便り」

第29号(1983年10月)

  • 井上多賀子「『偐紫田舎源氏』考―『源氏物語』と比較して―」
  • 寺本ゆかり「「古本説話集」の敬語についての一考察」
  • 黒田真理子「「我身にたどる姫君」構想試論」
  • 山下直子「「和泉式部日記」考―作者について―」
  • 光法真帆「福永武彦『草の花』論―主題を中心に―」
  • 栗原恵美「福岡県天部村方言における文表現(卒論 福岡県八女郡矢部村の方言研究)」
  • 江口正弘「永青文庫本「いさよひの日記」の表記序説」

第28号(1982年10月)

  • 内野郁子「室町期物語の一考察―その特徴と価値―」
  • 尾方敏子「新古今集の語彙論的考察」
  • 高見明子「『彼岸過迄』論」
  • 中澤典子「奄美大島名瀬方言の音韻的特質」
  • 平井千恵「巻一・二から巻三への物語継続の方法(卒論 狭衣物語の構成と方法―作者の創作過程を辿って―)」
  • 山戸祥子「西鶴『本朝桜陰比事』について」
  • 木村一信「<歴史小説>論・素描―諸説をたどりつつ―」

第27号(1981年10月)

  • 岩崎聡子「福永武彦の主題と方法―「忘却の河」をめぐって―」
  • 緒方弘子「「ゆゑ・よし」考」
  • 坂澤ひとみ「近松世話悲劇における脇役設定の意義」
  • 谷岸千恵子「「夜の寝覚」考―寝覚の君の精神的成長にみる物語の構成と主題―」
  • 松永弥生「式子内親王試論」
  • 渡辺布威「いわゆる丁寧語「侍り」について―「枕草子」の用例をめぐって―」
  • 森上芳好「「原雨城」の世界―杜鵑を中心として―」
  • 稲川順一「糸島半島のアクセント」

『国文研究』掲載論文一覧(1971年〜1980年)

第26号(1980年10月)

  • 重松祐巳「「うたたね」引歌考」
  • 重留妙子「万葉集における梅の歌考」
  • 和多山典子「連歌における式目と実作との関連性」
  • 榎本成子「近松の俊寛像」
  • 田川涼子「「銀河鉄道の夜」と賢治」
  • 汐崎町子「「あいなし」についての考察―源氏物語を中心として―」
  • 高木ちか子「熊本県鹿本郡植木町の方言研究」

第25号(1979年9月)

  • 竹原崇雄「蟬に寄せる叙情」
  • 山田奈保子「「舟公宣奴嶋尓」考察」
  • 藤吉栄「「蜻蛉日記」執筆動機試論」
  • 吉田裕子「西鶴「本朝二十不孝」について」
  • 伊藤博子「「ひかりごけ」論―武田泰淳の意図をめぐって―」
  • 高原昭子「下二段活用補助動詞「給ふ」について」
  • 上村優子「「四鏡」における鑑戒思想―主として漢籍との関係より見た―」

第24号(1978年9月)

  • 古澤未知夫「源氏物語に於ける漢籍引用の傾向と特色」
  • 本田義彦「紫式部日記「二月ばかりのしだり柳」考」
  • 佐野久美子「自称代名詞「まろ」の性格と変遷」
  • 加藤節子「萬葉集防人歌「四三九一番」考」
  • 松本勝子「鴨長明論―「方丈記」「無名抄」「発心集」を通して―」
  • 上田真由美「黙阿弥 その作品に関する一考察―全期を通してみた特色―」
  • 原田純子「中島敦「光と風と夢」―ある出発・行動の文体へ」
  • 福島永子「伊達本『古今和歌集』の表記―定家の用字意識について―」
  • 下村久美子「漢籍引用より見た徒然草の一考察―無常観および矛盾性―」

第23号(1977年9月)

  • 内山和子「清岡卓行「手の変幻」について」
  • 堀部孝子「旅人と憶良―主として漢籍引用より見たる―」
  • 浜田尚子「「夜の寝覚」語彙論的考察」
  • 金井真理子「軍記物語に見る武士の倫理観―主従倫理をめぐって―」
  • 大坪泰子「島木健作論―転向の問題についての考察―」
  • 木村一信「「虎狩」論(その一)―作品の構造をめぐって―」

第22号(1976年9月)

  • 浦中博子「「女殺油地獄」について―二つの特異性を中心にして―」
  • 塚本美代子「平安時代の仮名文学における漢文訓読語―「枕冊子」と「大鏡」にみる―」
  • 濱田朝子「鷗外と中国文学―「雁」を中心として―」
  • 水野郁子「鎌倉後期の歌壇における玉葉集の成立」
  • 江口正弘「「護身まゐらせ給ふ」の解釈」

第21号(1975年10月)

  • 石原幸子「わらしべ長者考―宇治拾遺物語を中心にして―」
  • 永江和子「謙譲の補助動詞に関する一考察―平安鎌倉期の和文資料による―」
  • 原岡弘子「阿部公房とフランツ・カフカ―メタモルフォ―ゼをめぐって―」
  • 宮腰千絵「良寛―和歌を通して見たその人間像―」
  • 重松祐巳「「実隆公記」を読む(一)―公卿と連歌師―」

第20号(1974年11月)

  • 土山紀子「岡本かの子美の世界」
  • 成松やす子「枕草子にみる清少納言の美意識―形容詞からみた美意識―」
  • 江口正弘「「月やあらぬ春や昔の春ならぬ」考」

第19号(1973年11月)

  • 中山真理子「万葉集・古今和歌集・新古今和歌集における「浪」考―万葉集を中心として―」
  • 関敬子「近松の世話物二十四篇における生と死」
  • 酒井かず子「中島敦の文学中国古典に取材した八つの作品からみて」
  • 重松裕巳「宗長連歌自注―諸本および成立を中心に―」

第18号(1972年11月)

  • 日野雅恵「萬葉集の歌に於ける「者」字について」
  • 西山孝子「和泉式部論―その人間像を中心として―」
  • 野中由美「『藤簍冊子』からみた秋成の短歌について」
  • 荒嶽久美「球磨、人吉地方の人稱代名詞」
  • 川口ちづる「物語に見る立原道造」
  • 大塚由子「懐風藻―文選の影響について―」
  • 山本捨三「現代詩と実存」

第17号(1971年12月)

  • 池田啓子「大祓に関する研究」
  • 金沢貴代「平安朝における『にほふ』について」
  • 江崎玲子「『見徳一炊夢』について」
  • 永徳一恵「東国東郡安岐町方言におけるあいさつことば」
  • 西明美「立原道造論―その人工―」
  • 石川喜美子「万葉集における漢土思想―儒教・老荘・神仙思想―」
  • 一瀬幸子「蕪村における『浅川』のイメ―ジ」

『国文研究』掲載論文一覧(1961年〜1970年)

第16号(1970年10月)

  • 有村和子「額田王に関する一考察」
  • 宮田憲子「『うつし』考」
  • 田中典子「お伽草子の性格についての一考察―恋愛物を中心に―」
  • 浅井陽子「荻原朔太郎の郷愁」
  • 内山葉子「球磨郡山江方言の敬意表現法」
  • 芳野悦子「鷗外の漢詩文―特に初期漢詩文の制作期について―」
  • 迫徹朗「行成の場合」

第15号(1969年10月)

  • 和田周子「万葉集における『雲』考」
  • 本田敏恵「今物語の成立年代について」
  • 帆足悠美子「芭蕉の『散文尊重時代』について」
  • 村田奈保美「辰雄の生と死の意識について」
  • 大津山喜美子「熊本市域における幼児語の研究」
  • 石原弘子「老荘、論語引用よりみた兼好の矛盾性について」
  • 迫徹朗「大和物語人物考証―大膳の大夫『きむひら』について」
  • 山本捨三「戦時詩における『死』のイメ―ジ」

第14号(1968年10月)

  • 川畑淑子「『天草版平家物語』の敬語法について」
  • 佐伯公子「『雨月物語』論―『怪異性』を通してみられる秋成の世界」
  • 川江純子「土屋文明の抒論」
  • 森田祥子「『わがひとに与ふる哀歌』論―その悲劇性の追求―」
  • 松本美恵「天草一町田方言における敬語法」
  • 一瀬幸子「萬葉集女性歌について―素材を中心として―」
  • 神部宏泰「隠岐五箇方言の問いかけ表現法」

第13号(1967年1月)

  • 山本捨三「山本太郎詩集『単独者の愛の唄』の数篇」
  • 神部宏泰「隠岐方言の丁寧表現」
  • 金丸和子「熊本市域方言における形容語―イの研究―」
  • 行嶋弘子「『今鏡』の人物考証」
  • 末田妙子「鴨長明の和歌についての研究」
  • 立野裕子「私小説とは何か―方法上からの仮説―」
  • 乗越良子「狭衣物語の流布本と岩波本との比較研究」
  • 椛島靖子「菅原道真の詩と性格」

第12号(1966年11月)

  • 古沢未知男「貧窮問答歌と中国文学」
  • 神部宏泰「佐賀北山方言の仮定条件法」
  • 浦田英子「『落窪物語』『枕草子』『源氏物語』の笑いについて」
  • 大財友子「源氏物語における『らうたし』」
  • 大野香代「季語より見た時代と俳人の特色について」
  • 中川澄子「蕪村の詩」
  • 城後奎子「国木田独歩の詩的内容及びその詩風と形式」
  • 篙裕子「藤原仲文考」
  • 松村紀子「勅撰和歌集における『霧』考」

第11号(1965年10月)

  • 迫徹朗「枕草子人物考証―平生昌について―」
  • 荒川弘子「伊勢大輔考」
  • 内田厚子「檜垣考―家集について―」
  • 塩永恵子「方丈記と徒然草の比較研究」
  • 松尾ヒサヲ「おなつ清十郎五十年忌歌念仏の劇的表現」
  • 本田紘子「高浜虚子研究―俳句から小説への道―」
  • 磨井美穂子「川端康成の文体―文章心理による統計的考察―」
  • 山本峯子「竹取翁歌と漢籍との関係について」

第10号(1964年10月)

  • 迫徹朗「『柏木』考」
  • 小方隆子「枕草子成立考」
  • 川辺世子「『明解古語辞典』と『角川古語辞典』との『あ』における比較研究」
  • 古閑素子「源氏物語と植物」
  • 山本弘美「『金閣寺』に表われた美」

第9号(1963年10月)

  • 三島富美子「万葉集に於ける訓法について―特に訓添えの面から―」
  • 丸山千鶴子「平家物語序章の研究」
  • 杉焼シゲミ「八代集における枕詞の研究―その統計的考察―」
  • 杉浦辰子「源順伝記考」
  • 内山一美「太宰治批判」
  • 古沢未知男「源氏物語に於ける漢詩文引用と白氏文集」

第8号(1962年10月)

  • 吉川友子「中務伝記考」
  • 衛藤芙美代「幻住庵記と嵯峨日記」
  • 尾坂綾子「西鶴文学に於けるリアリズムの限界」
  • 隈部幹子「晶子、白秋、茂吉歌に於ける助詞の研究」
  • 山本かつ恵「『みだれ髪』の浪漫性」

第7号(1961年10月)

  • 野中久子「黄泉国・根堅州国神話の一考察」
  • 北島伊都子「日本書紀に於ける『也』字の一考察」
  • 淵上陽子「夏目漱石のユ―モアについて」
  • 江崎鈴子「『方丈記』の構想とその中心思想」
  • 高木恵子「中学一年生の作文にあらわれた用字について」
  • 森麗子「若山牧水―人間性とその芸術観について―」
  • 内田千佐子「古今和歌集における本歌取考」

『国文研究』掲載論文一覧(1955年〜1960年)

第6号(1960年3月)

  • 木村竜子「萬葉集における所謂形容詞のカリ活用について」
  • 福山布威「今昔物語の文法と語法」
  • 白土ルリ子「紫式部日記にあらわれたる紫式部の性格と心理」

第5号(1959年9月)

  • 久野アツ子「芥川の習作作品に見ゆる白秋の投影について」
  • 下村裕子「『みだれ髪』の表現法に関する一考察」
  • 古賀節子「徒然草の生活観」
  • 江崎都「八代集における『賀歌』の研究」
  • 稲田耕子「源氏物語―人物論―」
  • 筒井久子「伊勢物語研究」
  • 上村香代子「『人麻呂作』及び『人麻呂歌集』の歌」
  • 中村楷子「古今集に於ける『ぬ』と『つ』」

第4号(1958年3月)

  • 牧田周子「古事記に於ける会話引用について」
  • 長野倫子「懸詞の研究」
  • 平田芙美子「八代集に於ける『菊』考」
  • 東矢賴子「『あはれ』『をかし』の一考察」
  • 吉田ヤス「向性(性格)と家庭環境との関連」
  • 一瀬幸子「吉野川の童女」
  • 中村楷子「助動詞『ぬ』に関する一考察」
  • 福山布威「接頭辞の一考察」
  • 池沢美保子・岩下禎子・姫島多賀子「有馬皇子の萬葉歌」
  • 山本捨三「随筆旅と詩想」

第3号(1957年12月)

  • 高野玲子「古事記における天皇に対する用語意識」
  • 楠田靖「篁物語の写本に関する研究」
  • 竹田和子「源氏物語の接頭語について」
  • 吉田孝子「『破戒』と『罪と罰』の比較文学的研究」

第2号(1956年12月)

  • 大橋綾子「『わざうた』本質考」
  • 山口敏子「近松の『虚実皮膜論』について」
  • 紫藤好子「芭蕉における西行の投影」
  • 原田順子「『もみぢ』考」

創刊号(1955年11月)

  • 石松ミネ「現代仮名づかい使用の実態に就いて」
  • 松本歌子「方言に悩まされる」
  • 一瀬幸子「古事記「志良宜歌」考」
  • 楠田克「伊勢物語の助動詞について」