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文学部『古典アニメ・古典映画上映会』、盛況の裡に閉幕!

 1930年代以前の日本。音を持たない映画は、今日のナレーターや声優に相当する「活弁」の話芸や音楽のライヴ・パフォーマンスと共に上映されました。

 文学部は2024年6月29日【土】、グランドピアノを備える本学中ホールを活用し、当時の環境を現代的に再現する『古典アニメ・古典映画上映会』を開きました。講師は現代の「活弁」大森くみこ氏とピアニスト天宮遥氏。動物達が愉快な大運動会を繰り広げるアニメ『動物オリムピック大會』(提供:神戸映画資料館)、腕白少年が大人達を翻弄する喜劇『突貫小僧』(提供:おもちゃ映画ミュージアム)、映画3大喜劇王に数えられるハロルド・ロイド主演『要心無用』(提供:喜劇映画研究会)の3本に《声》と《楽》を付けていただきました。

 当日は本学在学生の他、ご招待した祥明大学校短期研修団の皆様、熊本信愛女学院高等学校の皆様も鑑賞しました。突然の機器不調の為、上映順の入替を余儀無くされましたが、来場者を巻き込むお2人の芸の力に中ホールは終始、笑の渦に包まれました。同時に《声》や《楽》の芸と文学部が学ぶ言語や文学の関係性を巡り、様々な刺激を受けた1日でした。

画像:上映後の鼎談中、来場者と対話する天宮遥氏(左)と大森くみこ氏(中)。右は司会・羽鳥隆英(文学部准教授)。