授業「複合演習Ⅳ」(2025年度後期:大島明秀、真島望担当)では、実物の和本を用いた書誌学の授業を行っていますが、授業で学んだ成果を発揮する機会として、12月21日に熊本博物館で学外実習を行い、学生13名とともに同館が所蔵する未整理和本の整理に取り組みました。中でも全長数メートルに及ぶ浮世絵・引札の貼り交ぜ帳を広げた際は圧巻で、学生たちもそれぞれの着眼点で、食い入るように熱心に眺めていました。
和本書誌学実習は今後も熊本博物館との連携事業として継続する予定で、次年度も授業「複合演習Ⅱ」の中で行う予定です。