コロナウイルスの感染拡大につき、過去2年間やむなく文学散歩を中止していましたが、感染状況が収まっていた12月10日、感染対策に十分留意しながら約2年ぶりに文学散歩を実施しました。
日文科の学生45名+教員4名で長崎に向かい、日本二十六聖人記念館と長崎歴史文化博物館を見学してきました。
日本二十六聖人記念館には、16-20世紀にかけてのイエズス会関係資料や隠れキリシタンに関する資料が豊富に展示されており、近代以前の日本の国際的な状況を学びました。
長崎歴史文化博物館では、まず、中国、朝鮮、ポルトガル、オランダと日本との交流史を前景化した「歴史文化展示ゾーン」で、16世紀から20世紀までの和漢洋の書籍、古文書、掛軸、絵画、陶磁器、青貝細工、鼈甲細工、ガラス細工、模型などを見学しました。
次に、江戸時代の長崎立山奉行所を復元した「長崎奉行所ゾーン」で、奉行所の実際の間取りや造りを体感しました。
今回親切に御対応下さった両館におかれましては、日文科一同、心より御礼申し上げます。